LL Tiger

Scalaの話もあるってことで、LL Tigerに行ってきました。
@yuroyoro さんのLanguage Update以外でも、いろんなセッションでScalaの話が出てきて、ニヤニヤ。


あと @mootoh さんの"threadはプリミティブすぎる"ってのには納得。
直前のエントリで書いたように、Actorモデルってのに退化したようなイメージを感じるのだけれど、
それは抽象化されて制御が容易になった、と捉えたほうがいいのかも。
仕事で大量メール配信だったり、MQのデータ処理だったりで並列処理を書いていたけど、たぶん量的にも複雑さ的にも簡単だったからthreadで扱えたのかな、と思う。
それに、有限のリソース上での最適化された処理スピードに執着するからthreadにこだわらなきゃいけなくなってたわけで、これがサーバー台数やコア数が可変だったり、同時に動く他の処理とかで未知数な要素が多くなれば、メッセージパッシング方式のほうが格段に使いやすいのだろうなと思う。
この話を含め、エッジな人が考える5年後10年後のプログラミングモデルの展望を聞けたのは貴重でした。


仕事がらみでは、チームラボのトイレセンサシステムはマジ欲しい。
トイレのドアの開閉検知→どっかにデータおいてApacheから流す→firefoxアドオンとかchromeエクステンションで通知→さらにはcactiで負荷傾向の監視を!
このシステムさえ組めば、200人オーバーのフロアに個室3つという勤務先の劣悪なトイレ事情が改善され、不毛な待ち時間がなくなり業務効率が劇的に向上する。いや真剣に。

しかし発表者の皆様方、ほぼ全員Macだった。いいなぁ。